○○の本を読んで人生が変わりました。なんて言葉を聞いて「読書くらいで人生が変わるかよ」と冷静な判断をしてしまうことってありますよね。確かに正確に言えば読書「だけ」で人生を変えることはできません。なぜなら読書は「インプット」という作業にあたり、情報を脳内に取り込んでいるだけなのですから。脳内の知識が増えただけでは人生は変わりません。


しかしあることをすることによって読書を最大限に生かし、人生を変えていくことになるのです。逆に読書をどれだけしても人生が変わらないという人もいます。それには原因がありますのでそちらも併せて紹介していきます。僕が実際にやっている勉強方法なのですが、これは基本中の基本でありながらも非常に重要なことなので普段から意識するだけで少しづつ変わっていくことになります。




読書で人生は変わらない?




読書で人生は変わらない、旅をしても人生は変わらない、これは正論です。旅をして人生が変わったという意見に対し非常に冷静に回答しているだけで正論であることに変わりはありませんよね。




正確にいうならば「旅をした経験を元に○○をしたら人生が変わった」ということが多いはずです。旅をして帰ってきたら日常の生活が待っているだけなので正確には旅「だけ」をしても人生は全く変わりません。価値観くらいは変わるかもしれませんが。




これと同じように読書「だけ」をしても人生は全く変わりません。頼んでいたコーヒーは変わらずそこにあるし、家に帰れば掃除や洗濯をしなければならない、週末が終われば会社に向かうし飲み会があれば参加する。




しかし読書をした後にその知識を元にして行動したならどうでしょう?人生を大きく変えた人には共通点があります。それはアクション(行動)です。行動することによって身の回りに働きかけなければ現実は変わりません。




よく言われる「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」という本を読んで表面だけを受け取り、思考「だけ」を変えても現実は変わりません。その思考を持って行動するようになるくらいまで思考を深く深層心理まで変えることによって初めて現実は変わり始めます。




この行動という部分をやらなければどれだけの本を読んでも現実が変わらないということですね。




読書で人生を変えるコツ




冒頭からお伝えしてきた通り読書で人生を変えるコツは行動です。これを他のものにも置き換えることができるのですが、要はインプット(取り入れる)してアウトプット(吐き出す)することで頭にしっかりと入っていき、さらにアウトプットが何かしらの効果を生むことがあります。




先ほどの旅でいうと旅はインプット(経験や得た知恵など)で、それを例えばブログにアウトプット(旅での記録、○○の行き方など)していくことでブログに読者が集まり、それだけで生計を立てられるようになるなど、インプットからアウトプットにしていくことで初めて何かしらの効果を生むことがわかります。




読書でも同じようにインプットしてアウトプットすることにより、より頭にしっかりと入るだけでなくアウトプット(ブログに書く、SNSで発信する、人に話す)することにより人生を変えていくことになるのです。




なので読書で人生を変えるコツはインプットとアウトプットを積極的に行うことです。本を多く読んで(または何度も同じ本を読んで)、それを積極的に発信していく。こうすることで少しづつ状況は変わっていきます。人に話すだけでも記憶に残りやすく頭に入っていくことであなたの体験談のように血となり肉となるのです。




そうして毎日発する言葉が変わることで現実も少しづつ変わっていく可能性が出てくるんですね。




まとめ




主に勉強しようというときはインプットとアウトプットは効果的です。本を読むこともまた勉強に近いものがありますし、社会人になってから読書の習慣を持つだけでも周りとの差を生むことができます。




ほとんどの人が社会人になった途端に勉強しなくなるのでそこで停滞してしまいます。社会人になってからこそ勉強することでライバルが少ない分野で勝負できますし、ライバルが少ない分野では確実に勝てる確率が上がります。




ビジネスを立ち上げるにしても会社内で優秀な結果を出したいにしてもこのインプットとアウトプットを積極的に行ってみてください。多くの人が実践していないことを実践することで違った結果を生み出していくのです。




それでは最後まで読んでいただきありがとうございます。