人前に出ると緊張する、プレゼンやここぞと言うチャンスなど、人はその場面に出くわすと緊張してしまうことがあります。誰しもが経験したことのあることですよね。僕も緊張し過ぎてうまく物事を進められなかったりなどした経験は何度もあります。そんな緊張しがちな性格の人に緊張しがちな性格を解消する方法をブッダの教えからお蔦していきます。


緊張している本人はかなり緊張しているのですが、実際に俯瞰してみてみるとただ大勢の前で話しているだけでやっていることは「話している」と言うだけだったりしますよね。しかし本人としては一大事です。「ここで失敗したら・・・」なんて考え出したらもう目も当てられない結果になることもあります。と言うことはやはり緊張も自分の考え方に依存していることがわかります。考え方さえ変えれば緊張しがちな性格を少しづつ解消していけるかもしれません。




緊張しがちな人が陥る考え方






緊張しがちな人が考える考え方というのは大きく物事を捉えてしまうことです。例えば会議やプレゼンでの自分の意見を言う時、「ここで失敗したら期待を裏切ってしまう」や「噛んだら笑われるだろうな」なんてことです。もちろん誰しもがこう言う理由で緊張しているとは言いませんが、様々な悪いイメージが湧いている時こそ緊張してしまうことがあると思います。




緊張しがちな人というのは緊張しがちな考え方をしているから緊張してしまうんです。それは僕も非常にわかるので僕も緊張するようなことばかり考えているのかもしれませんね・・・。笑




なぜ緊張してしまうのか






ではなぜ人前に立ったり意見を言う時に緊張してしまうのか、それは冒頭でも述べたように頭の中で考える思考が原因です。ネガティブな妄想を作り上げてしまうことでそれがさも現実におきたことのように感じてしまうのです。ある意味想像力が豊かなのでしょうね。




最初は「成功させたい」、「認められたい」と言う考え方から始まり、その後その感情は考えれば考えるほどに「失敗してはいけない」、「失敗したら成功はないのでは・・・」と妄想が膨らんでいくのですね。




しかし実際にはそのようなことは起きていませんし、「失敗したら○○になるのでは」と言う恐怖は自分の想像や予想でしかありません。実際に失敗してもあっさりとしたものだったような経験はありませんか？




このように実際に起きるか起きないかわからないものを想像したり妄想したりして恐怖を感じてしまうことこそが緊張の原因と考えられます。では緊張しないようにするために僕が行なっている解消法を紹介していきます。




緊張しがちな性格を解消する方法






僕が実際に行なっているのは自分を俯瞰してみることです。これは仏教の教えでもある通り、緊張や煩悩を塞きとめるために行う修行である瞑想からきている考え方です。瞑想は自分を俯瞰して客観視することでもあります。頭の中を空っぽにして自分を客観視することで不安や恐れ、緊張や煩悩などを感じている自分を客観視して冷静になるのです。




例えば仕事で悩んでいる自分を俯瞰して客観視してみることで「仕事で悩んでいる人を観察している自分」になるのです。ある意味他人事のように感じるとも言えるかもしれません。ちょっとスピリチュアルな話ですが、実際に瞑想の効果は世界中でも注目されており、瞑想に関する実験も様々行われています。




また、一部ではこの客観視、俯瞰をすることで自分の力を引き出す効果もあると言われていたりします。火事場の馬鹿力なんて言葉がありますが、普段の生活では引き出せない力を出せる時が人間にはありますよね。そのようなきっかけにこの俯瞰、客観視にはあると考えられているのです。




まとめ




緊張した時に人という文字を手に書いて飲むと緊張しなくなるなんてものもありますが、実際にはこの行動をしている自分を客観視、俯瞰してみることで緊張をほぐしていたのかもしれません。このように考え方によって人の行動や頭の中を整理することで普段の生活に役立つものはたくさんあります。




マザーテレサの名言の中にも「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」という言葉があります。




最後は運命になる程の大きなことでも最初の始まりは思考からです。思考を変えることでたくさんの事柄を変えていくことができるんですね。普段の自分の行動は思考によって作られます。頭の中を空っぽにする瞑想も難しいですし、頭を空っぽにしながら行動している人なんていませんよね。笑




なのでまずは思考を変えていくことで行動が変わり、行動が変わることによって人生の多くを変えることができます。少しづつ普段から意識して変えていってみてはいかがでしょうか？




それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。