努力は必ず報われるなんて言葉があります。これが嫌いだという人もいれば好きで使っている人もいるでしょう。この言葉が本当なのかというと僕は嘘だと思います。少なくともこの世の中に「必ず」ということはないと思っています。しかし僕は努力をそれでもするべきだと思うんです。ではその理由とはなんなのか?僕なりの解釈を解説していこうと思います。


そもそも努力はどのレベルなのか、というとかなり難しい話になってきますよね。僕自身自分が努力だと思ってやっていたことが他の人からしたら努力とも言えない当たり前のことをやっているだけということもあります。努力は主観的なんですね。だからこの言葉は非常に曖昧なものなんです。だから僕は思います。努力は必ず報われるは嘘。だけど努力して損することはないです。



努力は必ず報われるという嘘




冒頭からお伝えしてきた通り、努力が必ず報われるというのは嘘だと思います。なぜなら努力しても自分の思った通りの結果になるかどうかは全くわからないからですよね。そしてこの世の中に絶対なんてないと思っています。そして努力というのは数値化できません。その人が主観的に努力していると思っても、他の人から見たらそんなものは努力ではないと判断されるかもしれません。




努力が数値化されていたならば努力値を測り、これだけ努力していれば報われるでしょう、なんてことも言えたかもしれませんが・・・。しかしこれは後ろ向きな考え方ではなく、むしろ前向きに捉えることもできるんです。




努力は報われるというのは嘘です。しかし自分なりに解釈を変えることで損はしなくなります。「それってある意味報われてね?」ということを思った人もいるかもしれませんね。確かにそうです。解釈を変えることで努力は報われていくと僕は思います。




結局のところ解釈を変えれば努力して損はない




自分の思った通りにならなかったことで「報われない」と思うのならば確かに報われないでしょう。しかし努力は自分の思った通りに作用しなくてもどこかで役に立つものです。努力した経験そのものもそうですし、努力した結果身についた忍耐や精神的な強さは他のものでは補えないほど強力な武器になっていきます。




そして努力は紐付けしていくことが可能です。例えば居酒屋のアルバイトを頑張っていた時期があって、努力していたとします。接客や仕事について学んでいってもそのまま居酒屋の店長や社長になれなかったとしてもその経験はその後活かされますよね。




社会人になれば様々な仕事をしますし、そこで学んだノウハウから会社を建てることだってできるはずです。そのように1つの努力の結果は必ずしも同じ結果にはなりません。しかしどこかで活かすことはできます。その何処かを見つけて活かしていくのか、そうしないのかはあなたの判断と捉え方によって変わるのです。




あなたが頑張ってきたことは無駄じゃなく、今から、これから先に活かすために努力してきたものなのかもしれません。少しだけ考え方を変えて見てみてはいかがでしょうか?




努力はするべきだと思う理由




正直なところ努力をしても報われない時期というのは少なくありません。様々な場面で努力をしてもしてもうまくいかないことってあるんです。僕の場合はブログを頑張って書いて副業で稼ぐと決めてから7ヶ月間はほとんどお金にならない時期がありました。しかし8ヶ月目にようやく月収60万円という結果が出ました。




こう聞くと早い気がするかもしれませんが実際にやっていて7ヶ月間も結果が出ない作業を想像してみてください。仕事が終わってからパソコンに向かう毎日、眠くても睡眠時間を削ってでも作業に打ち込みました。




それを7ヶ月です。もちろん僕になにか才能があったわけでもないですしセンスがあればもともとこんなことにはなっていないでしょう。笑




これを5ヶ月目でやめていたならどうだったでしょう?おそらく僕も同じように「努力は報われないんだ!」と思っていたと思います。でも8ヶ月続けたら報われています。これは必ず報われるかと言えばわかりません。僕の運が良かっただけかもしれません。それでも努力はやっぱりするべきです。どんな結果になるのかわからないけれどいつの日かうまくいく日が来る可能性があるからです。




もし途中でやめていたとしてもその経験は活かされますし、ある意味必ず報われるというのも解釈によってはありだと思えます。




まとめ




努力が必ず報われるかどうかについては嘘だと思いますが、結局のところ努力して損はありません。努力している間は辛いかもしれませんが結局「安定」や「好きなことでいきていく」ためには挑戦し続けるしかないですし、努力して損をしたということはありません。




物事は解釈によって決まります。努力した時間を無駄にしたと思う人もいれば努力した時間のおかげで忍耐力がついたという人もいるでしょう。どちらがいいのかと言えば僕はプラスに捉えることの方が建設的だと思います。




どれだけ嘆いても時間は巻き戻せませんし、その経験を活かせなければ本当に無駄になっていくだけですからね。それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。