まいつまいつ

僕自身ジンバルを購入したのはRONIN-Sが初めてで、

他にもドローンなどのガジェットは購入しているのですが、

やっぱりフルサイズでレンズを変えられる一眼レフで

ジンバルの性能を活かしたシネマティックな映像を撮影したいですよね。

そんなことで購入したRONIN-Sですが、やはり一年すると新モデルが出てしまう。

DJIは新製品が出るタイミングが早くて嬉しい反面、古いモデルが一瞬で

文鎮化するという現象が起きてしまうのがちょっと・・・。

今回はRONIN-SCは何が変わったのか?旅行に最適なジンバルと名高い性能をみていきます。




DJI・RONIN-SCは何が変わった?


DJIの新製品ということで注目されているRONIN-SC。


プロモーションみましたが、これは絶対欲しくなるやつですよね・・・。


まずはRONIN-Sから変わった点をみていきましょう。


・ジンバル部分のロック機能

・ActiveTrack機能

・Forcemobile機能

・重さが40%減

・ポジションロック機能

僕個人的にはこれらすべての新しい機能が注目すべき点ですが、


これらの中でも特にいいなと思っているのがジンバル部分のロック機能とポジションロック機能です。


非常に地味な変更点だと思いきや、現場での使用においては最も重要な持ち運びとバランス調整がかなり楽になります。


ジンバルロックとポジションロック


画像引用:DJI公式


ジンバルロックというのはこの3軸ジンバルの部分をしっかりとロックしてくれることによって


持ち運び時にガクガクするあの現象を防ぐことができます。


RONIN-Sにはこれがなかったために僕は


適当な紐でぐるぐる巻きにして持ち歩いていました。

そうしないと長旅が多い僕としては傷がつくのも嫌だし、他の荷物にガクガク当たるのも気になるわけですよ。


それがロック機能がつくことによってボタン1つでこれが解決したわけです。


簡単にリュックにRONINーSCを挿して持ち歩くこともできちゃいます。


まあ、RONIN-Sを世界中持ち歩いた僕としては


最初からつけてくれよ

って話なんですけどね。これだけでも買う価値があるんじゃないかと思うくらいに欲しかった機能です。


ポジションロック機能


これもまた最初からつけてくれよDJIさんシリーズの機能なんですが、


RONIN-Sの時は毎回カメラをセッティングすると同時にバランス調整をしなければならなかったわけです。


そうしないとジンバルで固定された映像がちょっとずれてたり、重さでカメラが前倒しになることもあったわけですが、


このポジションロック機能があることによって


写真をサッと撮って、すぐにセットして動画撮影開始!


なんてこともできるわけです。まあ世界中RONIN-Sを持ち歩いた僕としては


だから最初からつけてくれよ

って話なんですけどね。でもDJIさんの製品を出す速さ、嫌いじゃないです。


と言うかむしろ好きです。


ActiveTrack3.0搭載


画像引用:DJI公式


これはDJIのドローンを購入した人はわかっていると思いますが、撮影対象をタップしただけで


追尾して撮影してくれる機能のことです。これがRONIN-SCにもついたことで


よりアクティブな撮影でも初心者でも簡単に映画のようなシーンが撮影できるわけですよね。


正直なところRONIN-Sを使っていて、なんとなくジンバルの感覚が掴めない時もありましたし、これは嬉しい機能。


そして海外ひとり旅が多い僕としては自分で撮影する際にこう言う機能があると


一人でもかなり高度な撮影ができます。


町歩きをしている自分を追いかける映像とか・・・

うん、ちょっと寂しい気もするけど気にしない。


それでもかなり使い所の多い機能なのは間違いありません。


RONIN-Sを使っていて思っていたんですが、カメラや周りの状況をみながら


鉄の塊のようなジンバルを持って走り回る

わけですから、結構配慮が必要だったりします。その時に被写体がしっかりと撮影できているのか


確認が追いつかない時って結構あります。そう言う時にActiveTrackがあることで


気にせず走りまわれると言うのはかなり使いやすくなったポイントではないでしょうか。


RONIN-Sを使ってきた僕としてはかなり欲しい機能でした。


ForceMobile機能


画像引用:DJI公式


ForceMobileと言う新機能が搭載されましたね。


フォースモバイル、つまりは例の映画も真っ青なフォースのように


スマホを使って遠隔操作できちゃうと言う、もはやこれだけで楽しい機能がついています。


カメラの向きなどを操作できるので、スマホを持って自分撮影にも使えますし、


一人がRONIN-SCを持ち、一人がアングルを決めるような1台2人撮影もできます。


これはRONIN-Sでは想像もしていなかった機能なので、一度使ってみたい機能の1つですね。


重さが41%軽くなった


海外で放浪しながら撮影している僕としてはRONIN-Sの一番の問題


重すぎる

と言うポイントをかなり改善してくれました。


RONIN-Sが1.8Kgなのに対し、RONIN-SCは1.1Kgにまで減らされています。


かなり軽くなった印象ですね。


持ち歩き系クリエイターの方は特にこれは嬉しい変更点のはず。


リュックにサクッと挿して撮影に向かうスタイルも簡単に実現できてしまいますね。


さらにジンバルロック機能などもついているために持ち歩きにかなり最適な製品となっています。


ただし、注意点としては重量的に一部の一眼レフは使えそうにないです。


最大積載量が2kg(実験値)となっているので、いろいろくっつけたらミラーレスに特化している製品


と言うことになりそうです。


これからカメラ業界はミラーレス一択になっていくと言う説は本当かもしれません。


大きな一眼レフはどんどん廃れていくのでしょうか・・・。フルサイズミラーレスに買い換えようかな。



従来の機能ももちろん搭載


RONIN-Sでも使えたモーションラプスやパノラマ撮影などの昨日ももちろん継承しているのでご安心を。


安くなったけど、中身としてはアップグレードしていると言うのはDJIおなじみの


過去の製品を文鎮化させる

といういつもの発表の仕方ですよね。RONIN-Sは完全に文鎮となりそうです。


ただ、重いカメラは前述の通り載せられないので、それらを使う時にはRONIN-Sと言うことになりそうですが、


そもそも旅行に持って行きたい欲が強い僕としては重いカメラ機材はどんどん軽いものに


変えていこうと思っているので、同じように持ち歩きで撮影をする人向けの製品ですね。


旅行に最適でオススメ!RONIN-SC


やはりここまで冒頭から書いてきたように、ジンバルは今まで撮影のプロがガッチリした装備と


重い荷物を持って撮影に行くと言う常識から、普通の素人が動画撮影する時にも


サクッとジンバルを使って撮影すると言うのが常識になっていくのではないでしょうか。


僕はこれを海外旅行などに持って行き、普段から撮影に使おうと思っています。


バッテリーグリップを外して分解すれば十分に持ち運びできるサイズですし、ていうか


僕は巨大なRONIN-Sをバックパックに入れて放浪してましたし

これくらいの軽さでコンパクトならば何も問題ないでしょう。


そしてジンバルロック機能、ポジションロック機能があれば十分に持ち歩きに適していると言えます。


さrない撮影までにかかる時間もグッと短縮しています。


RONIN-Sを既に持っているユーザーも買い替えするのも全然ありですね。


RONIN-SCまとめ


RONIN-SCは旅行に持っていくジンバルとしてはかなり最適なジンバルになりそうですね。


ただし、気をつけて欲しいのはあくまでもミラーレスを載せるジンバルになりそうと言う点。


今までよりも積載量が少なくなっているので、大きな一眼レフなどで撮影している人は要注意です。


今の時代ほとんどの人がミラーレスに移行していくでしょうし、これからは普通になっていくのかもしれませんが。


ということで既にRONIN-Sを持っている僕ですが、これは乗り換えで買うのもありだと思います。


と言うか僕は買います。あとはいつ頃入荷するのか、それだけですね・・・。


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。