海外旅行にカメラを持っていくのは僕の習慣になっているのですが、カメラ選びはちょっと迷ってしまいますよね。僕の場合は大きい一眼レフとレンズ二本、ドローンとGoproと機材をバックパックに詰め込んで海外一人旅を楽しんでいます。そのせいで荷物はかなりかさばりますし他の荷物を諦めたりしています。笑

しかし普通ならばなるべく荷物を減らした方がいいですし、機材の選び方もかなり重要になります。僕の場合は三脚やストロボ、雨の撮影用のカバーや予備バッテリー類や充電器だけでもかなりの荷物になります。目的別で持っていくべきのカメラ選びとレンズ選びなど、経験談からお伝えしていきます。




海外旅行に持っていくカメラ選び




何と言ってもカメラ選びはかなり重要です。特に僕のように一眼レフを常に持ち歩いているとかなり重いです。本体の重さだけで1Kg近くになりますし、バッテリーやレンズを含めたら2Kg近くにもなります・・・。もし荷物をあまり増やしたくない、歩くことが多くて重い荷物にしたくない人は一眼レフはやはり海外旅行には向いていないかもしれません。







あとは個人的な感覚なのですが、カメラが大きくて本格的なものになるほど取り出して使う機会が減ります。笑



なので海外旅行に持っていくカメラ選びにこだわりがそこまでないのならば今はミラーレスカメラなどの軽くて持ち運びやすいものをオススメします。写真を撮るのか動画を撮るのかにもよりますが、ミラーレスの中でもやすいものでも十分に性能が高いものがたくさんあります。性能にこだわりがある人はすでにカメラを決めていると思うのでこだわりがない人は予算と相談して軽めのミラーレスなどを選んでみましょう。




ミラーレスと一眼レフの違い







一眼レフは大きくて重い、ミラーレスカメラは軽くて小さい。だったらミラーレスを選ぶのが普通ではないかと思ってしまいますよね。ミラーレスカメラの定義は実はちょっとばかり曖昧で、元々は一眼レフカメラの光学ファインダーを取り除き、ミラーボックスを外したことが始まりと言われているのがミラーレスカメラなんです。



しかしこれを定義とするとコンパクトデジタルカメラなどもミラーレスということになってしまいます。ここでは一眼レフ並の性能を持ちながらミラーレスの形を踏襲したものをミラーレスカメラと呼びますが、このミラーレスカメラの特徴は何と言っても軽くて小さいながらも性能は一眼レフカメラに匹敵するところです。




海外旅行にはぴったりのカメラですよね。小さいため取り回しもよく、バッグから取り出すのも面倒ではないのもポイントです。ミラーレスカメラのメリットはかなり大きいですが、では一眼レフとの違いはなんなのかというと、大きな違いはファインダーやフォーカス速度の違いなどです。




ミラーレスのメリット




・小型化して全体的に小さくて薄い


・描写力が高い(一眼レフに匹敵する)


・実際に写る画像を確認しながら撮れる(一眼レフの画面でも確認はできる)


・顔認識などの機能が多彩


・ミラー動作がないため音が静かで手ブレしにくい


・持ち運び、取り回しが楽




簡単にあげるとするならばこのようなメリットがあります。もしカメラ初心者ならば「なにいってんだこいつ」となってしまっているかもしれません。一言でまとめるならば「性能が良くて小型化した一眼レフ」と認識しておいて間違いはありません。今や一眼レフよりもミラーレスをメインにしているカメラマンも増えてきているくらいに性能も向上していきています。大きな一眼レフもどんどん衰退していくのかもしれません。




ただし細かな部分ではデメリットも存在します。次にデメリットを解説していきます。




ミラーレスカメラのデメリット




・一眼レフのレンズが併用できない(一部マウントで可能)


・電子ビューファインダーを使用しているので光学ファインダーには少し劣る(暗転やタイムラグがある)


・フォーカス速度が遅くなりがち(近年は改善傾向にあり)


・本格的な性能となると価格が高い




このように上げられます。正直あなたが初心者ならば困るような要素はほとんどないと思います。ミラーレスに慣れていけばミラーレスで十分事足りますし、慣れていくと思います。一眼レフに劣る部分というのは徐々になくなっていっていますし、これからカメラを選ぶというのならばミラーレスでいいと思います。




購入するミラーレスカメラにもよりますが本格的なものになっていけば同等の一眼レフよりも高額になるという点もデメリットの1つです。おそらく最初はそこまで高額なカメラを購入することはないと思うので手に取りやすい価格のものを選んでみるといいですね。




海外旅行に持っていくレンズ選び




海外旅行中に僕が持っていくレンズはズームレンズ一本と広角レンズ一本がほとんどです。ズームレンズは24mm〜100mmくらいのもので、広角レンズは単焦点で18mmくらいのものです。僕の場合は広角レンズは星空などの撮影用に一本、ズームレンズはポートレートに風景にと汎用でもって行ってます。




あなたがこれからレンズを選ぶならば目的が定まっていなければズームレンズをとりあえず一本持っていくといいでしょう。様々な場面に使えるのでオススメです。使っていくうちにレンズをこだわりたいと感じたら買っていけばいいですね。




最初から色々買っても使い道がわからなかったり無駄な買い物にならないように汎用のレンズを一本くらいでもいいと思います。もし星空の撮影など撮影したいものが決まっていればそれに適したレンズを選んで持っていきましょう。人を撮影するなら焦点距離が50mmくらいのものがあれば十分です。




風景であれば広角レンズ、ズームレンズでも様々な場面が撮影できます。どれが正解というのはないのでまだわからないという方は無難に24mm〜100mm前後のズームレンズがいいと思います。




Gopro







海外旅行といえばGoproというイメージがある人も多いかもしれません。僕自身初めてカメラを購入した時はGoproでした。壊れにくく撮影しやすい、広角でレジャーや普段の撮影、水中でも撮影できるというタフさが魅力的ですよね。僕の意見としてはこのGoproは写真ではなく動画のみで利用するのがオススメです。



写真も撮れるのですがセンサーサイズの関係上、ミラーレスなどと比べるとどうしても写真は微妙になりがちです。写真ならば最近のiPhoneでも十分に綺麗なものが撮れるので、動画はGopro、写真はiPhoneというように使い分けるのもオススメです。



こちらのGoproですが、何と言ってもメリットはその小ささですよね。海外旅行に持っていくには本当に便利ですし、動画撮影では非常に綺麗に撮影することもできますし、新しいモデルではタイムラプスからスローモションまで様々な場面に使えるカメラです。しかも防水でなかなか壊れないという点でも安心です。



更にいえば価格も高くないのでコスパもかなりいいのもポイントですね。動画撮影がメインならばGoproという選択肢は十分にありです。



DJI OSMOPocket




最近DJIが発売したハンドカメラでジンバルが取り付けられているために非常にスムーズな動画が撮影できるカメラですね。こちらは価格も安くて動画に関しては海外旅行に必須と言ってもいいくらいのカメラです。動くタイムラプスを撮影できるモーションラプスにも対応しているため他の人とはちょっと違った映像も作り出せます。




手持ちで自撮りするもよし、風景や普段の撮影にもぴったりです。難点としては防水機能はなく、壊れにくいということもないためGoproのようにアクションシーンでは使うことが難しいです。それ以外の点ではかなりポイントが高いカメラですね。



あとはGoproのような広角ではないためGoproのような映像をイメージしているとちょっと画角が狭く感じるかもしれません。



まとめ




海外旅行などに持っていく場合カメラ選びの重要なポイントとしては持ち運びしやすいサイズなのか、サイズがぴったりでも性能が自分の納得するものなのかが重要です。例えばコンパクトデジタルカメラを持ち歩くのが一番小さなカメラになるかと思うのですが、性能的には僕は足りないと感じてしまいます。




というのも最近のスマホのカメラの性能はグングン伸びているためカメラの性能が低くてもいいならばスマホでの撮影で十分になってしまいます。


だから僕の場合は性能重視で一眼レフを持ち歩きますし、サブカメラとしてGoproを持ち歩いています。ドローンは場所が限られるので好きな人だけ持っていくといいですね。ドローンでも写真が撮れますし動画もかなり綺麗に撮影することができます。



もしあなたがこれからカメラを購入して海外旅行用に考えているならばミラーレスカメラが一番バランスも取れていていいと思います。あとはミラーレスのカメラ選びですが、最初はそこまで悩む必要はないと思います。足りない機能などは使いながら気がつきますし、こだわりが出てくれば自然とカメラを選ぶ基準が出てきます。




最初は形や色などで選んでもビギナー用ならば大きな差はありません。




それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。