ノマドワーカーとは近年のITなどの仕事によってノートパソコン、スマホなどを使って場所を選ばずに仕事をする人のことを指します。ノマドの語源は英語で言う「遊牧民」のことで、移動し続ける民族の生き方を例えたものですね。このノマドワーカーの生活とは一体どんなものなのか?実際にやってみた感想と体験談をお話ししていきます。


ノマドワーカーを目指す人は近年増え続けているかと思います。場所にとらわれずに働けると言うのはかなりストレスフリーですし、自由なイメージがありますよね。ここでは僕が実際に世界中を回りながら仕事をした時の体験談とともにメリット、デメリットをお話ししていきます。




ノマドワーカーの生活とは







ノマドワーカーとして生活し始めたのは僕がネットビジネスで月収60万円を稼ぎ出したあたりからです。そこから約半年間、世界中を回りながら仕事をしてみました。なるべく移動しながら生活したかったので様々な国に行きましたが、どこにいっても仕事ができると言うのは非常に大きなメリットを感じました。




何より自由だと感時ながら仕事をするのって本当にストレスフリーなんです。ただし移動し続けるので荷物は最小限にしながら”暮らすように旅をする”ことになるので今までイメージしてきた旅行と言う感覚とはちょっと違います。




というのも観光地のような場所ってあまりいきませんし、基本的に仕事をするのはカフェだったりホテルの中だったりするので、イメージしているほど華やかではないかもしれません。笑




本当に暮らすように旅をするというのは観光もしないしレジャーに出かけるようなこともほとんどしません。僕の場合は特に作業に没頭するので名物の料理を食べるくらいなものでしょうか・・・。




ノマドワーカーは実際にどんな仕事をしている?







僕が基本的に行なっているのはネットビジネスです。ノートパソコンとネット環境さえあればできることからノマドワーカーのほとんどがネットビジネスで生計を立てていると思います。




その中でも単純で結果が出るのが早いと言われるブログを実践していて、これらは日本にいなくても仕事ができます。また、ブログだけでなく様々なネットビジネスがあるのでそちらも参考までにみていきます。




Youtubeやライブ配信







いわゆる動画投稿ですね。これらも同じように日本にいなくてもできる仕事の1つであり、また、視聴者数もどんどん増えている印象です。5Gが導入されることでさらに注目度は上がっていくこととなるでしょう。




動画の編集作業と撮影など、やることはシンプルですが編集作業などは地味に大変です。




しかし僕が個人的に思うのはYoutuberの中でも海外から発信している人はまだまだ少ない印象ですし、ノマドワーカーとしてYoutubeなどに動画投稿すると言うのもこれからチャンネル登録者数を増やしていくには非常にいい手だと思いますね。




また、日本人が海外向けに動画を作っているのも非常に少ない印象です。日本語の動画は基本的に日本人しかみません。しかし英語で動画を投稿すれば英語圏の人にもみてもらえるでしょう。




日本語圏の人数と英語圏の人数を考えればかなりチャンスのある分野になっていくと思います。もしこれから旅をしながら動画投稿するならばそこらへんも考えていくといいかもしれません。




FXや投資







旅をしながら稼ぐと言う点ではFXや投資などの仕事も十分にできると思います。ただしチャートをずっとみていなければならないほどの短期での投資をしている場合はちょっと向いていないかもしれません。




中長期的に投資をしている方ならばノマドワーカースタイルとも合うかもしれません。ただし投資関係はある程度の元手となる資金が必要です。1万円を投資してウン百万稼ぐ!みたいな話はかなり時間がかかりますし効率が悪いように思いますので・・・。




なのでもしこれから始めようと言う方はある程度のまとまった資金を用意する必要があります。




プログラマー






プログラマーなどのエンジニアはオンラインでも仕事ができる内容が多いために人気の職業です。フリーランスとしても需要が高いためにオンラインで仕事を受けていけばプログラマーとしてもノマドワーカースタイルを実現することは可能です。




あとはプログラマーとしてのスキルをしっかりと学ぶ必要があるため準備をしっかりとしておくことが重要です。仕事になるレベルまでは勉強、あるいは派遣などで現場で鍛えてもらうなどの選択肢があります。




独学で学んでいる方も少なくない分野なので一度挑戦してみる価値はありそうです。




せどりなどの輸入販売








せどりなどの輸入販売をしている人も少なくありません。しかも最近ではせどりなどの輸入販売を自動化している人も多くみられます。注文が来たら自動的に発送してくれるサービスなどもあるためそれらを用いて自動化しているんですね。




ある程度軌道に乗るまでは日本国内での作業をしたほうがいいのかもしれませんが、結果を出していけば十分にノマドワーカースタイルも実現できるかと思います。




在庫を自分で抱えるスタイルは少なくなってきているのでこれもまたオススメですね。




ノマドワーカーのメリットとデメリット







ここまで散々ノマドワーカーのメリットばかりお伝えしてきたのですが、デメリットはないのか?というともちろんあります。僕が実際に体験してきた中での話なので全員に当てはまるかはわかりませんが・・・。




ノマドワーカーとして働くデメリットとしては・・・



・社会的信用を作りづらい


・移動し続けるため友達と毎週遊ぶなどのスタイルはもちろん無理


・保険などをしっかりしておかないといざという時に大変


・おしゃれが好きな人は服を持ち歩けない為苦痛かも




これくらいでしょうか・・・。僕はあまりデメリットを感じなかったのですが、今思いつく限りで書いてみました。社会的信用に関してはやはりサラリーマンのメリットの1つですが、ノマドワーカーとして個人事業主などになっても社会的信用は少ないです。クレジットカードを作る際などにはちょっと困るかもしれません。



また、友達と毎週飲みに行ったり、遊びに行くなどのスタイルを取っていた人にとってはノマドワーカースタイルにするとそれらができなくなることも意識しておく必要がありそうです。今までのような生活とはちょっと違った生活になっていくんですね。




僕の場合はそれも苦痛ではありませんでした。一年に1、2回会って近況報告するくらいでも十分に楽しめますし、ノマドワーカーのライフスタイルを送るようになってからいろんな人に出会えることも増えました。




そういった出会いも旅の醍醐味なのでこれもメリットに変換できる人は多いのではないでしょうか。




あとは保険関係ですね。僕はフィリピンでスマホを無くしたことがあり、保険が効かなかったために新しいスマホを買い直しました・・・。高い買い物になるので旅の最中のトラブルには本当に気をつける必要があります。怪我などの可能性も考えて保険にはしっかりとは行っておくのがいいでしょう。




最後におしゃれ関係ですね。レザーのジャケットや動きづらい格好は旅の最中は基本できないと思っておいたほうがいいです。そしてあまり目立つ格好をしていると国によってはスリのターゲットにもなりかねません。そう言う意味ではおしゃれをあまりできないのが苦痛な人にとってはノマドワーカーのデメリットに感じるのではないでしょうか。




あくまでも僕の考えるデメリットですがこのように様々あります。




まとめ




ノマドワーカーを実践していくにあたっていろんなことがありますが、やはり一度は経験しておくといいと僕は思っています。日本の中での一般的な働き方以外にも道があることを実感できますし、様々な出会いによっていろんな生き方があることを教えてもらいました。




だからもしあなたが今の働き方に不満があると思っているならば「仕事をやめたら人生が終わる」みたいな極端な考え方を捨ててノマドワーカーを目指してみるのもいいかもしれませんね。




日本では特に新卒で就職して高齢になるまで毎日働くのが当たり前のようになっていますが、それは1つの選択肢にすぎず、自分でビジネスをして生きていくもよし、休学や休職して世界を回るもよしの自由度の高いゲームをしている感覚でいろんな生き方を経験してみてはいかがでしょうか。




もちろん不安になることもあるかもしれませんが一歩踏み出すことによってそれらの不安や考え方は大きく変わるのかもしれません。




それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。