まいつまいつ

僕は海外ひとり旅を含めて世界20カ国を旅してきましたが、

気をつけていないと危険に巻き込まれることもあることを実感することもありました。

トラブルに巻き込まれないためにも僕の体験談から海外でのひとり旅で気をつけるべきことを

解説します。女性でも男性でも気をつけることは気をつけて、

安全で楽しい旅をしましょう。




危険のない海外ひとり旅をする心得の基本編


海外ひとり旅というとトラブルに合わないか心配するタイプと


トラブル?んなことどうってことねぇよ!

という江戸っ子タイプがいると思いますが(意外と女性に多いかも)、僕の場合は前者だったので


普段から危険にはかなり気を使って旅をしています。


海外では日本とは違い、犯罪のスケールもやり方もかなり


やりたい放題というかもはや無法地帯みたいな場所もあるので


普段から気をつけていないとトラブルに巻き込まれることも多々あります。


日本がどれだけ安全か実感するという意味でも海外ひとり旅をしていてよかったなぁ


なんて思うこともあります。


また、こういう海外ひとり旅をしてから帰ってくると


日本だからって油断している人が多いなぁ

ある種犯罪者側の気持ちを知ることになるのもひとり旅の醍醐味ですね。(僕だけでしょうか・・・)


まずは基本編ということで、これはやっていて当たり前くらいのものから紹介していきます。


高価なものを身につけない


これは当然ですが、目に見えて高級なものを身につけていたりぶら下げていると


スリの格好の餌食となります。


国によってはスリのレベルが雑技団レベルですごい奴らもいるので


とにかく気をつける必要があります。日本ではおしゃれをしている人でも


海外では地元の人に溶け込むようなシンプルな服装にするなどして


目立たないようにするのがベターです。


観光地などでよく見かけるのですが、日本では当たり前のおしゃれをしているだけでも


あ、日本人だ(金ヅルだ)

というようにすぐにバレてしまいます。


日本人が思っている以上に今だに日本人はお金持ちというイメージが定着しているので


海外では日本人だとバレないように過ごすのがいいですね。


特に経済的に不安定な地域や貧困層が多く暮らすようなスラムなど


危険な地域でそんな格好をしていたら


5秒でロックオンですよ。

服装や身に付けるものには気をつけましょう。


ちなみにこういう地域では


iPhoneを人前で操作するのもやめたほうがいいです。

日本では普通に普及していますが、海外ではiPhoneみたいな


高級スマホを使っている人はそこまで多くはありません。


特に安全な地域以外では人前で取り出すのは避けたほうがいいです。


荷物から目を離さない


これもまた当然ですが、日本ではよく見かける行為ですよね。


レストランの席取りでカバンを席に置いて


トイレに行ったりだとか、ちょっと目を離したりだとか・・・。


こういう行為は絶対に避けましょう。これは観光地であっても危険な地域でも変わらず


常に荷物には気を配りましょう。


ひどい時にはホテルの部屋に置いた荷物の一部が盗まれる(鍵付きの部屋)

なんてことも普通にあります。(金庫に入れていたお金がスられるなんてこともあります。)


空港などでも基本的に自分の荷物は自分で管理するという意識を忘れずに持ちましょう。


日本では当たり前でも海外ではこういう日本人の荷物はカモにされることもあります。


気さくに話しかけてくる人に気をつける


これは基本ではあるものの、判断が難しいものかもしれません。


特に欧米ではスーパーのレジのおばちゃんから通行人Aまで含めて


みんな気さくに話しかけてくるだけでなく、


どれだけ行列になっていてもレジのおばちゃんが世間話を仕掛けてくる

ことも普通にありますが(それでも怒る人は一人もいない)、


しかし観光地などでは特に気さくに話しかけてきた親しげな人物が


普通に詐欺師

なんてこともあります。(トルコで実際に詐欺師に話しかけられました)


こういう人についていくとグルになっているお店で高額な商品を買わされたり


ぼったくりバーに連れて行かれたりと被害に遭っている人のケースが報告されています。


なので海外での特にひとり旅の途中で気さくに話しかけてくる人には気をつけましょう。


ただし、普通に気さくに話しかけてくる人もいるので判断が難しいかもしれません。


海外での出会いも魅力的ではありますが、油断だけはしないようにしてくださいね。


ちなみに僕の場合はトルコで詐欺師(高額な土産を買わせるタイプ)と


ベトナムで有名なぼったくりバイクタクシーのおじさん(ググったら名前出てきました。)、


路上で勝手に靴を磨いてきた挙句に金銭を要求するタイプ、


乗る前に値段交渉をしたのに降りる時には


値段がハイパーインフレしているおじいちゃん(荷物を人質に)

などなど、様々なタイプの親切(?)な人たちと知り合ってきました。


もう慣れているので法外な値段を支払ったりする前にそそくさと逃げますが、


慣れていないと何となく無視できなかったりするのが日本人です。


それをわかっていて話しかけてきたりするので気をつけましょう。


特に女性のひとり旅などでは抵抗するのが難しい状況にされるとどうしようもないので


警戒を怠らないようにしてくださいね。


夜中に出歩かない


これもまた日本では当たり前にしていますが、


海外では特に夜中に出歩くのはやめておきましょう。


特に女性の場合はトラブルや犯罪に巻き込まれるケースもあるので十分注意してください。


日本だと普通に夜中に歩き回るなんて自然とやっていますが、海外では本当に危険な場合があります。


国や地域にもよりますが、


犯罪率がグッとアップしているボーナスタイムの場合が多いです。

なるべく早いうちに買い物や食事を済ませておいて、


安全な場所で過ごすのがベストですね。


特にナイトクラブなどに出かけるなどが好きな人でも帰る際にはタクシーを使うなど


歩いて回ることを避けるだけでもトラブル回避になります。


そこまで危険じゃない地域だとついついやってしまいがちですが、


めちゃくちゃ安全でお馴染みニュージーランドでさえ


夜の街を歩いていると


「ハッパ吸わない?飲みに行こうよ」

と怪しいおじさんに声をかけられることもあります。


危険な地域では強盗・スリ・誘拐などなど


何でもありな時間帯なので夜は特に気をつけてくださいね。


タクシーのぼったくりに気をつける


特にアジア圏を旅行していて必ず戦うことになるぼったくりタクシー。


特に日本人は文句を言わずにお金を払う人が多いからか


かなりふっかけてくる人が多いです。

それでも日本人は気がつかずに払ってしまったり、気が付いても文句を言わずに払うことが多いので


かなりの頻度でぼったくりタクシーに出会います。乗る前に必ず料金の交渉、


メーターがあるならメーターで支払うことを伝えましょう。


ちなみに先ほど紹介しましたが、料金を交渉したとしても


降りる直前までは料金がどうなるかわかりません。笑

悪質なパターンは大きい荷物をトランクに入れてしまった場合、


料金を支払うかどうかでもめると降りれても荷物とはおさらばになってしまうこともあり得ます。


ここまでくると対策のしようがないようにも思いますが、僕の場合は料金の支払いなどで揉めないように


タクシー配車アプリを使っています。


基本的にUberかGrabタクシーのアプリがあればあらゆるところで使えるので

日本で用意しておきましょう。


決済はクレジットカードで済むので現金でのやり取りが入りませんし、行きたい場所も指定できるので会話で説明する必要もありません。


さらに大抵の場所に来てくれるので非常に便利です。


実際にタクシー配車アプリを入れてからはぼったくりタクシーとの戦いはほとんどなくなりました。


一部地域では使えないこともあるので旅行に行く前に確認しておくといいですね。


各国のルールやマナーを覚えておく



知らなかったでは済まされないのがその国のルールやマナーです。


常識が本当に違うことが多いので、旅行に行く前に必ずルールや常識、マナーなどを見ておきましょう。


食事のマナーなどでも、各国でかなり違うので確認しておくようにするといいですね。


中には知らなかったでは済まされないルールなども存在します。

電子タバコの持ち込みだけで逮捕!?


実は意外と知られていなかったりするのですが、アイコスやプルームテック、グローなどの電子タバコ、


あるいは加熱式タバコは国によっては持ち込みさえ禁止されている場合があるのです。

タイや台湾、シンガポールなどでも電子タバコの持ち込みだけでも見つかると罰金をその場で支払うか


そのまま逮捕かの二択、なんてこともあるみたいなので・・・。


知らないで持ち込んでいたらと思うとゾッとしますよね。


実は日本では普及している電子タバコですが、意外と海外では普及していません。


空港の免税店などでもiQOSのヒートスティックなどは日本以外に売っているところをほとんど見ません。


iQOSはヨーロッパ発なのにも関わらずヨーロッパでもほとんど見かけません。笑


ドイツでは一部のヒートスティックは見ましたが、それでも吸っている人はほとんどいません。


海外ひとり旅をしていても特に困るのが


各国を回るような旅の時です。


その国ごとのルールを確認しながら渡り歩くこともあるので


そういう時は電子タバコをおいていくという選択が一番スマートな選択だと思います。


どこかの空港で逮捕なんてされたら笑えませんからね。



ビールを飲みながら歩いていたら逮捕




欧米諸国ではアルコール中毒の予防のためか(詳しくは聞かなかった)、


路上などでビールを飲みながら歩いていたりすると条例違反になる場合があります。


僕は知らずに友達と夜中、ビールを片手に歩いていたら、


ニュージーランド人のワーホリ仲間に怒られました。


「お前それ逮捕されるぞ」


「え?なんで?」


ほんとに知らないって怖いですよ。それで逮捕とか笑えませんからね。


このルールは、飲みながらじゃなくても、


袋などに入れずにむき出しで持ち歩いているだけでも逮捕されるとも聞きました。


それだけアル中対策に力を入れているんでしょうか。


とにかく厳しいこともあるので現地のルール確認って大事です。


日本では飲みながら電車に乗っている猛者までいるのに・・・。


持ち込み制限のあるもの


海外へ行く際に持ち込み制限があるものは国によってそれぞれ。


例えばタバコなどは国によりますが普通のタバコで200本まで、などの制限があります。


また、知らないで持ち歩いていて(さっきから知らないことばっか)取られたものがあります。


それがモバイルバッテリー。スマホとかを持ち歩きで充電できるアレです。


中国の空港ではモバイルバッテリーに容量が書いてない場合没収となります。そんなん知るか。


僕のモバイルバッテリーには容量が書いてなかったので、入国する際にぶんどられました。笑


「あ~取られちゃったか〜」と思ってよくよく考えたら


そのモバイルバッテリー、中国製だったんですけど

中国の規律すら通れない中国製のバッテリーとはこれいかに・・・。いや、知らなかった僕が悪いんですけどね。


まとめ


意外と知らないでいると怖いあれこれでした。海外では本当に何があるのかわかりません。


事前にできるだけ詳しい情報を調べてから旅立ちましょう。じゃないと、大変なことになるかもしれませんよ。


ただ、怖いことばかり書いてきましたが、僕は基本的に


海外のひとり旅というのは大好きで、今でもよく行きます。


警戒することも大切ですが、適度に警戒しながらも


楽しむことが一番大切です。ビクビクしすぎて楽しめないという方が勿体無いので


適度に警戒しながらもしっかりと楽しむことも忘れずに!


それでは最後まで読んでいただきありがとうございます!