労働所得と不労所得の関係について解説していきます。お金を稼ぐ方法というものは実は就職やアルバイトだけではありません。日本の学校では基本的に労働所得を得ることにのみ特化して教育を受けます。なので不労所得については”怪しい”という感想を抱くこともあるかもしれませんね。


まずここでは不労所得と労働による所得のメリットとデメリット、さらにはお金の稼ぎ方の種類についてお話していきます。




不労所得とは?




不労所得とは、文字の通り、労働をすることなく所得を得ることです。




それだけ聞くと、「なんか怪しい仕事なんじゃないか・・・」と思われるかもしれませんね。しかし実は不労所得というものは世の中に溢れています。




例えば不動産を所有し、マンションの部屋などを貸している人、大家さんなどですね。




大家さんは基本的にビルの管理という仕事はあるものの、毎日労働していなくとも家賃という形で収入が手に入ります。



これはれっきとした不労所得ですね。他にも、株式投資による不労所得(配当など)、駐車場などを所有している際の利用料を受け取る不労所得など、様々なものが存在しています。




なので不労所得というのは実はそんなに怪しいものではないです。不労所得は権利収入とも言えますね。これは権利を所有していることで手に入る所得のことです。




例えば水源地を所有していたり、農地を所有していたり・・・それらを貸し出したりすることで収入としている所得は権利所得ともいえます。




要は手放しでも所得になる仕事は不労所得、権利収入などと呼ばれているわけです。ある意味、Youtuberなども動画をある程度投稿しなくても毎日見られさえすれば収入になることを考えれば権利収入とも言えそうですよね。




色々と例えを出してきましたが、このように世の中には実は権利収入、不労所得というものは溢れかえるほどあります。これらはなぜか学校での義務教育には含まれていないため、こういった話を聞いた時に怪しいと思ってしまうのも無理はありません。




これら不労所得のメリットはやはり時間が自由になることです。収入が入ってくる間もずっと他の作業ができるため副業を更に追加することも自由な時間を得て好きなことをし続けることも出来ます。




デメリットとしては不労所得を得るためには多大な努力、あるいは多大な投資金額を用意する必要があります。手に入れるのは難しいということですね。




多くのビジネス実践者はこの不労所得、権利収入を得るために様々な工夫をしています。




労働所得とは




労働所得とは、文字の通りに労働することによって得る所得のことです。一般的に収入の柱になることが多いですね。アルバイト、就職、内職など様々な仕事があります。この労働所得のメリットは所得を得ること事態は不労所得に比べて容易に出来るということですね。




もちろん就職などに関しては難易度はピンきりですが、所得を得る、という段階に行くまでは早いです。アルバイトであれば採用されて2ヶ月後には対価を受け取ることが出来ます。




デメリットとしては時間を切り売りすることになるので、時間の自由が効かないことです。これについては多くの説明はいらないでしょう。ほとんどの人が経験したことのある所得だからです。




また、労働所得の場合、所得全体を伸ばすことが難しいのもまた一つのデメリットです。副業をする時間を捻出するのは体力的にも精神的にもキツイですし、昇給するにしても簡単には上がりません。




また、出世するためには自分の意志で出世することは出来ません。上司や会社の判断という他人の決定によってのみ昇給が決まります。




まとめ




不労所得と労働所得のメリットとデメリットについてはどちらも一長一短です。どちらかだけが優れているわけでもなく、どちらも選択するという手もあります。




労働所得を軽んじる人も確かにいるようですが、どちらにもメリットはありますし、その人それぞれの選択肢というものもあります。




僕の場合、労働所得と不労所得はバランスよく向き合えればいいと思っています。




例えば不労所得を得るためには最初の段階では労働所得を得る必要がある場合もあります。不労所得を得るために様々な作業をしている間は労働所得と同じです。というか労働所得よりも環境は悪い場合もあります。




また、労働所得は必要になればすぐに所得を得られるというメリットは非常に大きいですね。不労所得の場合、所得を得るまでには時間がかかる事が多いので、その点では労働所得の収入は優れているとも言えます。




また、不労所得を得て時間が手に入ったとしても、仕事が好きで続ける人というのもいます。時間がどれだけあってもやりたいことがない人だっています。




なので全体的に見て不労所得と労働所得はバランスを保てればいいと思っています。時間・お金・人間関係のバランスのことをライフスタイルバランスと呼んでいますが、このライフスタイルバランスが優れていればどのような収入であっても幸せな人生を送れると思います。




最終的にはどのように人生を楽しめるかが重要であり、お金、収入はただのツール、道具であるという認識でいれば間違い無さそうです。




それでは最後まで読んでいただきありがとうございます!