ベトナムのホーチミンに一人旅していた時、町中を歩いていると日本語で話しかけてくるバイクタクシーが・・・。ネットでの下調べもせずに行っていたのですが、このバイクタクシー、有名なぼったくりタクシーだったそうです・・・。日本人の感想が書かれたノートを見せてくるので要注意!




ベトナムのバイクタクシーには気をつけろ!




一人旅でベトナムのバイクタクシーに声をかけられる事自体は珍しくありません。それどころか、地域によっては「ハッパ!ハッパ!」と何かのハッパを売りつけようとしてきます。笑



さらにはまちなかで突然足を掴まれたかと思うと、靴を磨かれる。なんてこともあります。




何を言っているのか分からないって?僕もよくわかってません。



突然靴をかってに磨き、磨き終わったら金銭を要求されます。笑




理不尽な事この上ないですが、僕の場合は無理やり引き剥がして逃げます。それはもう当然のように。




更にレストラン(安くて開放的なところ)では、子供が売り子をしていて、外から平気で入ってきてずっとテーブルにくっついて離れなくなります。「これ買わないとはなれないよ〜」とでもいいたげにずっといます。



これら挙げたのは本当に一部の例です。もちろん全ての地域でこのようなことはないと思うのですが、僕が宿泊していた場所はバックパッカーが集まるような、安くて路地の入ったところにある場所だったので、特にこのような出来事が多かったように思います。




そして問題の日本人ノートを持ったバイクタクシーのおじさんが現れます・・・。




日本人ノートを持ったバイクタクシーに要注意!




これは後から知ったことなのですが、突然日本語で「お兄さん、観光案内するよ〜!」と声をかけられました。




「ん?日本語?」



と、ついつい振り返ってしまい、そこからターゲットされてしまいます。




「たった1000円くらいで町中を案内しちゃうよ、しかもオレ、日本人からめっちゃ感想もらってるんだ!みてよ、このノート!スゴイでしょ!」




と、まあこんな感じでノートを見せてきます。そこには確かに日本人らしき人が一緒に写真を撮っていて、日本語で綴られた感謝の言葉の数々が・・・。




「◯◯さんに案内してもらって楽しかった!」、「最初は怪しいと思ったけど親切で良かった!」などなど、かなりネイティブな日本語で書かれていて、とてもニセモノには見えませんでした。




しかし、ここはベトナム。換金所ですら、スキさえ見つければぼったくる人もいる。全員ではないのはわかってはいる。皆が悪い人ではない。親切な人もいる。わかっている。




しかしこの人は怪しすぎる



なんというか、最初から「騙すつもりはないよ!」と用意されたようにスラリと証拠とも言えるノートが出てきて、良心的な価格で、さらにはフレンドリーで日本語も上手。




もう最初から用意された罠にしか見えない。しかし、たしかにあのノートを見れば一瞬信用しそうになってしまう・・・!




ということで断り続けながら街を歩いていたのですが、中々離れてくれない。こうやってつきまとってくるのは完全にボッタクリの特徴だ・・・!と自分を信じて断り続けました。




そうしてようやく諦めがついたのか、やっと離れてくれたのが20〜30分後。その間ずっとついてきました。




ネット上では有名な人だった




バイクタクシーのおじさんはネット上ではかなり有名人だったようで、日本人ノートを持っているという特徴、流暢な日本語など、その特徴はすべて合致。




手口としては・・・




・観光名所に連れて行くと言ってぜんぜん違う場所に行く。


・変なお店に連れて行かれる


・また違う場所に連れて行かれる


・そろそろ目的地に、と伝えると治安の悪そうな場所で降ろされ数十倍の金額を要求される




というものが多いようです。




結構危なかったんだ・・・!と後から実感しましたが、これは拡散しておくべきですね。




海外での行動には一々気をつけよう




ベトナムに限らず、こういう手口は他の国でも見られます。僕の場合だとバリ島でこのような手口を見たことがあります。日本語で話しかけられ、スーパーの中にまでついてくる。




さらにはその人もまた、色んな日本人と知り合いだよ〜とか、友達居るよ〜とか言ってかなり付きまとわれます。




他にも様々な手口があるので、海外では本当に色んなぼったくりのパターンがあります。ボッタクリのオンパレードです。(これは言い過ぎか




なので、どんなときでも自分の行動に気をつけましょう。日本のように財布をそこら辺で広げていないか、取られやすい位置に財布がないか、パスポートはどこにあるかなど、自分で一々チェックするようにしましょう。




日本のボッタクリとはハングリーさが違います。普通に数十倍、数倍は当たり前、ひどいときは脅されます。笑




しかし、誤解してはならないのがすべての人が悪人ではないということ。どうしてもイメージが付いてしまうとベトナムではぼったくられるみたいになってしまうのは残念ですよね。




本当に一部の人がやっていることなので、誤解しないようにしましょう。僕も別の場所では知らない人が道案内をしてくれたり・・・(3人くらいに聞きましたが全員違う方向を指さしました




親切にしてくれる人もいます。普通に世間話をした人もいますし、どこに言っても危険ということではないです。




旅は安全に楽しくできたらいいですね!最後まで読んでいただきありがとうございます。